高尿酸血症とは??

8月 19th, 2014 by 曽野医院 Leave a reply »

最近は尿路結石による腰痛発作で来院された患者さんが続きました。

それに強く関係したと思われる高尿酸血症について皆様と一緒に勉強しましょう。

尿酸とは老廃物のひとつで、尿や汗などから排出されます。

高尿酸血症とは

血液中の尿酸値が異常に高くなった状態の事です。
この状態が続くと血液に溶けきらない尿酸の結晶が関節に沈着し痛風を引き起こします。

高尿酸血症が引き起こす重大な病気

尿酸の結晶が腎臓内に溜まり腎機能が低下する腎臓障害を引き起こす事があります。
結石が尿の流れを閉塞し激痛を引き起こす尿路結石に繋がる事があります。
原因は明確ではないが、高尿酸血症は心筋梗塞等のリスクを高める動脈硬化にも繋がると考えられます。

高尿酸血症の予防

尿酸値や痛風発作に対して、プリン体はそれほど影響しない事が判ってきました。
高尿酸血症に対して最もリスクとなるのは、カロリー摂取が過多で肥満気味の体型です。
アルコール類は尿酸の生成を促し、その排出を妨げるため大量の摂取は控えるべきです。

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