公費インフルエンザ予防接種は10月15日より始まります。

10月 11th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

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平成29年度まちぐるみ総合健診結果説明会のお知らせ

5月 18th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

平成29年5月31日午後2時から

加東市東条公民館で

平成29年度まちぐるみ総合健診結果説明会

が行われます。

自分にあった予防と治療~高血圧~

という題でお話をさせて頂きます。

お越しをお待ちして居ります。

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事後報告

平成29年5月31日大勢の出席者に見守られ、無事に説明会を終えることができました。

出席者及び加東市役所健康課の方々に深謝致します。

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以上の写真は石田龍夫様のご好意で掲載致しました。

日医、受動喫煙防止強化で全国規模の署名へ 横倉会長「膠着状態打開する」

5月 17th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

厚生労働省がまとめた受動喫煙防止の強化策を盛り込んだ法案が、自民党との調整が難航していることにより国会提出できない状況が続いていることを受け、日本医師会(日医)は同法案の成立を後押しするために全国規模での署名活動を開始する。10日の記者会見で横倉義武会長は、「膠着状態を打開しなくてはいけない。署名は国会会期末までに相当数集まるだろうから、その段階で提出したい」と述べた。

曽野医院の桜

4月 5th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

ことわざに 『桜の木を切る**はいない』 と言われますが、

当院の短く切られた桜の木に花が咲き始めました。

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「禁煙は愛」by 日本医師会

3月 29th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

禁煙は愛

健康被害は分煙では防げません!

喫煙による死者は国内だけで年12万~13万人に上るとも言われ、喫煙はさらに、家庭や職場、街中など喫煙者の周りの人たちにも健康被害をもたらします。喫煙者の同居家族の肺がんリスクが通常の1.3倍に高まります、たとえ分煙をしても、たばこの煙の害は完全には防げません。大切な家族や周りの人たちを受動喫煙から守る唯一の手段である禁煙は「愛の証」です。

症 例 報 告

2月 15th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

患者M様が診察室に入って来ました。

熱は36.8℃ 昨日から鼻水が止まらなくなり、咳もひどい。

体も少しだるい。 と訴えています。

診察をすると咽頭はそれほど赤くなく、扁桃腺の腫脹もありません。

聴診上右肺にラ音を聴取し、肺炎の疑いで胸部レンドゲンを撮らせて頂きました。

異常はありませんでした。念のためにインフルエンザのキット検査を行いました。以下の通りです。

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検査を受けた人はもちろん、検査をした人もびっくり

見事な A型インフルエンザ が出ているのではありませんか!!

早速インフルエンザの治療に入らせて頂きました。

インフルンザは常に高い熱が出ると思われがちですが、37℃前半や平熱の方さえ

キット検査で陽性反応が出ることがあります。普通の風邪の場合も見られますが、

インフルエンザの患者様は関節痛や体の疼痛を訴える傾向が強いようです。

インフルエンザの流行を食い止めるためにも、インフルエンザに罹った時は最低5日間の自宅療養(社会的隔離)が必要です。学校や職場復帰の場合は、もう一つ大切なことは熱の無い状態(平熱状態)は二日間が必要です。不完全な隔離は学校や職場などのインフルエンザの蔓延を起こします。

インフルエンザの流行する季節に手洗い、うがいを励行し、健康管理(十分な睡眠をとり、タバコ、アルコールをほどほどにする、好き嫌いなくバランスのとれた食事を摂るなど抵抗力を低下させないため)と共にインフルエンザの予防接種も大切です。(インフルエンザワクチンを接種されても、抗体ができるまでは約2週間かかります。インフルエンザの流行シーズンまでに受けるのが望ましいです。)

高尿酸血症

1月 18th, 2017 by 曽野医院 コメントはありません »

明けましておめでとうございます。

今年も皆様の健康つくりに微力ながらご協力をさせて頂きますので、宜しくお願いします。

健康診断で尿酸が高いことが指摘される方は年々増えています。

これは生活様式に関係しているようです。尿酸が高いことは痛風を惹起し、腎機能をも悪化させます。尿酸が高い方において、食事療法、飲酒制限、運動の推奨といった生活指導は大変重要です。ある製薬会社で行ったアンケート調査では、食事や飲酒に気を使っていながらも誤って認識されている方もいらっしゃいました。

今日はこのことについてお話致します。

プリン体制限は何よりも重要?
プリン体の摂取を制限することがとにかく重要と考えている方が多くいました。しかし、食事療法の主眼は、プリン体の制限よりむしろ総エネルギーの制限の方が大切です。特に肥満傾向にある尿酸の高い方は、摂取エネルギーの適正化が食事療法の第一に挙げられています。

プリン体ゼロなら大丈夫? ビールと高尿酸血症
尿酸の高い方には、ビールを避ける方が多くいます。そのため、「プリン体ゼロ」や、焼酎など蒸留酒に変える方がいます。アルコール飲料は、プリン体の有無にかかわらず、それ自体の代謝に関連して血清尿酸値を上昇させます。アルコールは、種類を問わず摂取量を減らすことが重要です。
不足分は植物性蛋白質で補う
食事の注意点としては肉類の摂取量を減らすと考えている方がいます。動物性蛋白質は血清尿酸値を上昇る点は正しいですが、肉や魚の摂取量を減らすと蛋白質が不足する可能性があります。動物性蛋白質は摂り過ぎに気を付けることともに、不足分は納豆や豆腐等の植物性蛋白質で補うことが大切です。
尿酸値を上げると誤解されやすい食べ物
鶏卵や魚卵、チーズを避けるという尿酸の高い方がいます。実はプリン体量は細胞数に比例して多くなります。鶏卵やいくら等の魚卵は、ひとつひとつが目に見えるほど大きい細胞ですから、実はプリン体量は多くはありません。また、チーズ等の乳製品はむしろ血清尿酸値を低下させ、痛風のリスクをも増加させないことが判明しました。ただし、いずれの食材もエネルギーの面では注意が必要です。

生活指導を行って頂いた上でも尿酸値が高い方には、尿酸降下薬の投与を考えた方が良いでしょう。ご遠慮なく当院にご相談下さい。

曽野医院

癌や生活習慣病と喫煙の因果関係

9月 16th, 2016 by 曽野医院 コメントはありません »

癌や生活習慣病と喫煙の因果関係

厚生労働省は8月31日、「喫煙の健康影響に関する検討会報告書(たばこ白書)案」を15年ぶりに改訂し公表しました。

疫学研究などのシステマティックレビューを行い、たばことさまざまな疾患との因果関係を4段階で評価した結果をまとめました。

因果関係が推定するのに十分な証拠がある(確実)のは以下のものです。

① 肺、口腔・咽頭、喉頭、鼻腔・副鼻腔、食道、胃、肝臓、膵臓、膀胱および子宮頸部の各種癌。

②     肺癌患者の生命予後の悪化

③     癌患者の二次癌罹患

④      嗅ぎたばこよる発癌

⑤      脳卒中、虚血性心疾患、腹部大動脈瘤などの循環器疾患

⑥       COPD(閉塞性肺疾患)、呼吸機能低下、結核による死亡などの呼吸器疾患

⑦       2型糖尿病の発症(量反応関係を認められ、機序としては、炎症、酸化ストレス、内皮機能障害による耐糖能の悪化、ニコチンによるインスリン抵抗性の亢進など)

⑧      歯周病

⑨      受動喫煙による肺がん、脳卒中、虚血性心疾患の罹患

⑩      小児の受動喫煙と喘息の既往

⑪      妊婦の能動喫煙および小児の受動喫煙と乳幼児突然死症候群(SIDS)との関連

報告書では喫煙による年間死亡者数は、世界では能動喫煙により約500万人、受動喫煙により約60万人と報告されており、日本ではそれぞれ約13万人、約1万5,000人(肺癌、虚血性心疾患および脳卒中による死亡)と推計されています。

厚生労働省は日本の受動喫煙防止対策や脱たばこ対策は、2014年時点で国際的にも最低レベルと指摘し、国を挙げた対策の実施が必要としています。

禁煙治療について

4月 12th, 2016 by 曽野医院 コメントはありません »

新年度を迎え、禁煙を希望して当院を訪れる患者さんは増えています。

英オックスフォード大学博士研究員のNicola Lindson-Hawley氏は最近の論文で

禁煙したければ、タバコを徐々に減らすよりも、きっぱり止める方がよいことを発表しました。「ほとんどの人は徐々に減らす方が自分に合っていると考えていますが、本人の考えにも拘わらず、一度に止める方法の方が優れていることが明らかにされた」

当院は保険診療で禁煙指導を行っています。

保険診療で禁煙指導を受けるためには以下の条件を満たさなければなりません。

本人に禁煙の意思がある。

ブリンクマン指数が200以上(1日本数×年数)

平成28年の改定で若年喫煙者(35歳以下)にも禁煙指導が受けられるように、

35歳以下の方にこの条件が削除されました。

TDSスクリ-ニングが5点以上

TDSスクリ-ニングとは

各設問に対し、「はい」または「いいえ」を選択してください。合計点が5点以上でニコチン依存症と判定されます。

はい
(1点)

いいえ
(0点)

Q1

自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。

Q2

禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。

Q3

禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。

Q4

禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。

  • ・イライラ
  • ・眠気
  • ・神経質
  • ・胃のむかつき
  • ・落ち着かない
  • ・脈が遅い
  • ・集中しにくい
  • ・手のふるえ
  • ・ゆううつ
  • ・食欲または体重増加
  • ・頭痛

Q5

上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。

Q6

重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。

Q7

タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

Q8

タバコのために自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。

Q9

自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。

Q10

タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

合計

(注)禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。

禁煙指導には禁煙補助品として、ニコチンパッチ、ニコチンガム及び薬剤(バレニクリン、商品名チャンピックス錠)が使われます。

ニコチンパッチ及びニコチンガムはタバコを吸う代わりにパッチを貼ったり、ガムを噛んだりしています。(禁煙補助品なしの場合よりも成功率2高くなります。)

薬剤の場合はニコチンを含まないのみ薬です。禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制します。禁煙を開始する一週間前から飲み始め、12週間服用します。(禁煙補助品なしの場合よりも成功率3高くなります。)

主なニコチンの離脱症状

1、           とてもタバコが吸いたい

2、           気分が落ち込む

3、           イライラ・欲求不満・怒りのいずれを感じる

4、           不安を感じる

5、           集中できない

6、           落ち着かない

7、           食欲が増す

8、           寝つきが悪い

9、           眠っても途中で目が覚める

禁煙治療のスケジュール

0週目 初回診察 服薬開始

1週目  ↓ チャンピックスの場合、1週間後禁煙スタート

2週目 2回目診察

3週目

4週目 3回目診察

5週目

6週目 ↓ チャンピックスの場合、投薬のみ来院いただく

7週目

8週目 4回目診察

9週目

10週目 ↓ チャンピックスの場合、投薬のみ来院いただく

11週目

12週目 5回目診察

以上12週間で禁煙成功に致します。

ご自身、ご家族のためにも禁煙にチャレンジをしませんか??!!

春爛漫

4月 8th, 2016 by 曽野医院 コメントはありません »

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撮影者 石田 龍夫 様