熱中症ーNew!!
初夏〜夏本番にかけては、気温だけでなく「湿度」が高い日も熱中症リスクが急上昇します。特に兵庫県の梅雨前後〜真夏は、屋外だけでなく室内熱中症もかなり多いです。
産業医として何ヶ所の事業所を担当させて頂いている関係上問題になることは結構あります。
熱中症は、
- 高温
- 高湿度
- 風がない
- 水分不足
- 睡眠不足
- 疲労
- 空腹
- アルコール
が重なると起こり易くなります。
特に注意が必要なのは:
- 高齢者
- 小児
- 糖尿病・心疾患・腎疾患のある方
- 屋外作業者
- マスクで長時間活動する人
- 暑さにまだ慣れていない時期(5〜6月)
熱中症のシーズン中では毎朝
- 気温
- 湿度
- 最高気温
- 睡眠状態
- 体調
熱中症の危険度をチェックすることをお勧めします。
危険サイン
- 朝からだるい
- 食欲低下
- 軽い頭痛
- 尿が濃い
- 前日飲酒
- 睡眠不足
この状態で炎天下の作業を行うと危険度が上がります。
暑熱順化=体を暑さに慣らすこと が非常に大切です。
1日20〜30分程度、
- 軽い散歩
- 軽い汗をかく運動
- 入浴
を続けて下さい。。
約1〜2週間で汗をかきやすくなり、熱中症に強くなります。
急に猛暑日に長時間外出するのが一番危険です。
お盆休みなど長期休暇の明けはこの暑熱順化がうまく働かず熱中症になり易いと言われています。
対策は水分補給を“喉が渇く前
基本は:
- 少量をこまめに
- 一気飲みしない
目安
- 起床後コップ1杯
- 外出前
- 30〜60分ごと
- 入浴前後
- 就寝前
大量発汗時は塩分も必要です。
向いているもの
- 経口補水液
- スポーツドリンク(飲みすぎ注意)
- 麦茶+塩分
- 味噌汁
特に高齢者は「脱水の自覚」が弱くなります。
但し、心臓病、腎臓病その他持病のある方は主治医に相談下さい。
熱中症予防には栄養も大切です。
不足すると危険なのは:
- 塩分
- タンパク質
- カリウム
室内熱中症を防ぐ
実は救急搬送は室内も多いです。
室温目安
- 26〜28℃程度
- 湿度50〜60%
- 我慢しない
- 夜間もエアコン使用
- 扇風機併用
- 遮光カーテン活用
高齢者は「暑さを感じにくい=暑さに鈍感」ため特に要注意。
外出時の工夫
服装
- 通気性
- 吸汗速乾
- 明るい色
持ち物
- 飲料
- 塩分タブレット
- 日傘
- 帽子
- 冷却グッズ
行動
- 11〜15時を避ける
- 日陰利用
- 休憩を先に取る
危険サイン
初期症状
- めまい
- 足がつる
- 大量発汗
- 頭痛
- 吐き気
- 倦怠感
応急処置
- 涼しい場所へ
- 衣服をゆるめる
- 水分・塩分補給
- 首・脇・鼠径部を冷やす
重症症状
- 意識がもうろう、
- 受け答えがおかしい
- 水が飲めない
- けいれん
- 呼びかけ反応低下
直ぐに医療機関受診を!!
熱中症は「その日だけ」で終わらないことがあります。
翌日も
- 水分
- 睡眠
- 食事
- 安静
をしっかり。
だるさが続く場合は医療機関受診を。
最近は、
- 急激な気温上昇
- 高湿度
- 夜間高温
などで熱中症は「昔より危険」です。
特に梅雨入り前後は、
「まだ体が夏モードでない」
ため、救急搬送が増えます。


