手足口病ーNew

手足口病(てあしくちびょう)

最近頻りにニュースに取り上げられた手足口病は、主に乳幼児(特に5歳以下)に多いウイルス感染症です。多くは軽症で自然に良くなりますが、まれに重症になることがあります。

主な症状

発熱

- 口の中の痛い口内炎(口の中の水ぶくれ・ただれ)

- 手のひら・足の裏(時におしり)に発疹や水ぶくれ

※原因ウイルスによっては、手足以外(腕、脚、体、口の周りなど)にも広がることがあります。

感染経路

- 便(うんち)から口へ(いわゆる“経口糞便感染”)

- 唾液・鼻水などの分泌物

- 水ぶくれの中の液

- ウイルスが付いた物(おもちゃ、ドアノブ等)

手洗いと、よく触る場所の清掃・消毒が大切です。

効果があるもの

  • 次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤・ハイターなど)
  • 熱水(80℃で10分以上)
  • 流水と石けんによる手洗い(ウイルスを物理的に洗い流す)

効果がない(弱い)もの

  • 一般的なアルコール消毒液
  • 逆性石けん(ベンザルコニウム塩化物など)

予防のポイント(家庭・園・学校)

- 手洗いを徹底(トイレ後、おむつ替え後、食事前、帰宅後)

手洗いは感染予防に有効と示されています。

- タオルの共用をしない(家族でも可能なら別々に)

- よく触る物の清掃(おもちゃ、テーブル、ドアノブ等)

- 体調不良時は無理に登園・登校しない(集団生活で広がりやすい)

かかったときのケア(自宅でできること)

- 水分をこまめに(口が痛くて飲めないと脱水になりやすい)

- 刺激の少ない食事(冷たい・やわらかいもの、酸味や辛いものは避ける)

- 解熱鎮痛薬は医師・薬剤師の指示で(年齢に合った薬を)

- 多くは数日〜1週間程度で改善します。

重症例では神経や心肺の合併症が起こり得るため、早めの受診が重要です。