日本の食糧の自給率はまたまた低いです。食育が重んじられているこの頃、ますます食糧の安全性及び安定した供給が大事になって来ます。
決して大企業がスポンサーであるマスメディアでは報道されないことを一回ちょっと真面目に考えませんか?
無料映画上映会が開かれます。特に小さいお子さんを持つ若いお母さんに見て頂きたいと思います。 曽野
共同通信社 5月17日(金) 配信
日本糖尿病学会は16日、糖尿病治療の血糖管理目標値を改定し、合併症を防ぐには血糖値「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」を7・0%未満とするなど3区分にすると発表した。
HbA1cは日本独自の「JDS」という値が使われてきたが、学会は4月から国際基準の「NGSP」に統一した。JDSより0・4ポイント高くなる。糖尿病の診断基準はJDSでは6・1%以上だが、NGSPでは6・5%以上。
新たな管理目標値はNGSPの数値。「血糖正常化を目指す」は6・0%未満、「合併症予防」は7・0%未満、「治療強化が困難な場合」は8・0%未満。6月から施行する。
従来の目標値は5区分で分かりにくいとの指摘があり、国際基準への表記統一に合わせ、見直した。学会は、HbA1cで記載する場合は、JDSではなく、NGSPを使うよう呼び掛けている。
日本糖尿病学会の門脇孝(かどわき・たかし)理事長は「患者の年齢や、低血糖を起こすリスクを考えて、目標値を緩和することも必要だ」と話した。 HbA1cは、全身に酸素を運ぶ赤血球のヘモグロビンに余分なブドウ糖がくっついたもので、数値は全ヘモグロビンに占める割合を表す。赤血球の寿命は約120日間で、HbA1cは測定から1~2カ月前の平均血糖値を知る指標となる。
糖尿病は増えつつ現代病の一つです。失明(糖尿病性網膜症)、透析状態に陥る(糖尿性腎症)、神経障害いわゆる3大合併症起こします。動脈硬化を惹起し、脳血管障害、虚血性心疾患を発病させ、認知症、悪性腫瘍(がん)の発生にも関わっているようです。治療の基本は食事、運動療法ですが、遺伝の関与やその他の病気による合併症で薬物療法が必要な場合も多々あります。最近は新しい治療薬の出現でコントロールがし易くなりました。気になさる方は気軽にご相談下さい。 曽野医院
厚生労働省検疫所は8日、中国国内において、鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が新たに3人発生したと発表しました。これにより、中国国内の鳥インフルエンザ感染者は21人となりました。その大半は上海に集中しています。現在世界保健機関(WHO)が発表している
中国における人での鳥のインフルエンザA(H7N9)感染症に関するQ&A
(2013.4.5更新分)
を国立感染症研究所(NIID)経由で皆様に御知らせ致します。
1. インフルエンザA(H7N9)ウイルスとは何ですか?
インフルエンザH7亜型ウイルスは、通常、鳥の間で循環しているインフルエンザウイルスのグループです。インフルエンザA(H7N9)ウイルスはH7亜型ウイルスのサブグループの一つです。複数のH7亜型ウイルス(H7N2、H7N3およびH7N7)の人への感染が時折発見されてきましたが、H7N9ウイルスの人への感染は中国からの最近のレポートがあるまで報告されていませんでした。
2. インフルエンザA(H7N9)ウイルスによるヒト感染の主な症状は何ですか?
これまでのところ、この感染症を有する患者は、重症肺炎を患っていました。症状には、発熱、咳、息切れが含まれます。ただし、情報はまだインフルエンザA(H7N9)ウイルスの感染が起こしうる病気として考えられる範囲に限ったものです。
3.何人のインフルエンザA(H7N9)ウイルスによる人症例がこれまでに中国で報告されていますか?
新しい症例は毎日報告され、更新されています。症例に関する最新情報の詳細は、Diseases Outbreak News(http://www.who.int/csr/don/en/index.html)を参照することができます。
4.なぜこのウイルスは現在、人間に感染しているのですか?
これまでの感染患者における曝露源が分かっていないので、我々はこの質問に対して、まだ答えを知りません。しかし、分離されたウイルスの遺伝子解析の結果からは、ウイルスは鳥由来であるものの、哺乳動物に適応の兆しを見せていることを示唆しています。これらの適応には、ウイルスが哺乳動物の細胞に結合する能力と、(鳥のそれよりも低くなっている)哺乳類の通常の体温に近い温度で増殖しうる能力が含まれます。
5.インフルエンザH7亜型ウイルスによる以前の人への感染について世界的に知られていることは何ですか?
1996年から2012年まで、インフルエンザH7亜型ウイルス(H7N2、H7N3、およびH7N7)の人への感染は、オランダ、イタリア、カナダ、米国、メキシコ、英国で報告されてきました。これらの感染のほとんどは、家禽におけるアウトブレイクに関連して発生しました。オランダで発生した1例の死亡を除いて、感染は主に結膜炎や軽度の上気道症状でした。現在までに、インフルエンザH7亜型ウイルスによる人への感染は中国で報告されていません。
6.インフルエンザA(H7N9)ウイルスは、インフルエンザA(H1N1)ウイルス、およびインフルエンザA(H5N1)ウイルスとは違うのですか?
はい。すべての3つのウイルスはインフルエンザウイルスですが、互いに異なっています。H7N9とH5N1は、時には人々に感染する動物のインフルエンザウイルスであると考えられています。H1N1ウイルスは、人に通常感染するものと、動物に通常は感染するものに大別できます。
7.人々はどのようにインフルエンザA(H7N9)ウイルスに感染したのでしょうか?
確定例の中には、動物や動物のいる環境との接触があった者がいます。ウイルスが上海の市場のハトから見つかっています。人がどのように感染したかは分かっていません。動物から人への感染の可能性、同様に人から人への感染の可能性に対して調査が進められています。
8.インフルエンザA(H7N9)ウイルスの感染をどのように防ぐことができますか?
感染源と感染経路の両方が不確定ではありますが、感染全般を防ぐために基本的な衛生慣行に従うことが賢明です。その中には手指衛生や咳エチケット(原文では「呼吸器の衛生」)と食品安全対策が含まれます。
手指衛生:
・以下のような時には手を洗いましょう:
手指衛生は、また、(汚染面への接触から)自分自身への感染伝播を予防します。これらは、医療機関においては、患者に対して、あるいは医療従事者や他の人への感染伝播を防ぐことにつながります。
・肉眼的に汚れている場合には、石けんと流水で手を洗いましょう。そうでない場合は、石鹸と水で手を洗ったり、アルコール製剤による手指のクリーナーを使用しましょう。
咳エチケット:
・咳やくしゃみをするときには、医療用マスク、ティッシュペーパー、(服の)袖、または曲げた肘で口と鼻を覆いましょう。その直後に、蓋を閉じることの出来る容器に使用されたティッシュペーパーを捨てましょう。気道分泌物との接触後には、手指衛生を行いましょう。
9.肉(例:鶏肉や豚肉製品)を食べることは安全ですか?
インフルエンザウイルスはよく調理された食品からは伝染しません。なぜならば、インフルエンザウイルスは通常の過熱調理温度では(食品の全ての部分で70℃に達する、ぐつぐつ煮る、ピンクの部位がない)で不活化するので、家禽や狩猟鳥を含み、適切に準備され、調理された肉を食することは安全です。
病気の動物や病死した動物を食べてはいけません。
アウトブレイクが発生している地域では、適切に調理が行われ、食事の準備が適切に行われていれば、肉製品は安全に消費することができます。生の肉や、未調理の血液を用いた料理の摂食は、高いリスクとなりますのでお勧め出来ません。
10.人に感染が報告されている地域の生きた動物のいる市場や農場を訪問することは安全ですか?
生きた動物のいる市場を訪問するときは、それらの生きた動物や、動物の接触表面との直接的な接触を避けてください。もし農場に住んでいて、豚や鶏を食用に飼育している場合は、病気や死んだ動物に子どもを近づけないようにしてください。種類の違う動物は出来るだけ引き離してください。病気や死んだ動物がいたら、至急、地域当局に報告してください。病気や死んだ動物は屠殺して食用にしてはいけません。
11.インフルエンザA(H7N9)ウイルス用のワクチンはありますか?
インフルエンザA(H7N9)感染予防のためのワクチンは現在ありません。しかし、ウイルスはすでに最初の患者から分離され、特徴が分かってきています。ワクチン開発の最初のステップは、ワクチンに用いることができる候補となるウイルス株の選択です。WHOは、パートナーと協力して、最良の候補ウイルスを識別するために利用可能なインフルエンザA(H7N9)ウイルスの特徴を明らかにしていきます。そうして、ワクチンが必要となった場合に、これらの候補ワクチンウイルスは、ワクチンの製造に用いることができます。
12.インフルエンザA(H7N9)感染症の治療法はありますか?
中国で行われた臨床検査の結果からは、インフルエンザA(H7N9)ウイルスは、ノイラミニダーゼ阻害剤(オセルタミビルおよびザナミビル)として知られている抗インフルエンザ薬に感受性があることが示されています。これらの薬は病気の過程で早期に投与される場合、季節性インフルエンザウイルスとインフルエンザA(H5N1)ウイルス感染に対して有効であることが判明しています。ただし、現時点では、H7N9感染症の治療のために、これらの薬剤を使用した経験はありません。
13.一般住民は、インフルエンザA(H7N9)ウイルスの危険にさらされていますか?
これらの感染が、社会における感染伝播に対して重大なリスクがあるかどうかを判断するためには、情報は十分ではありません。その可能性については、今行われている疫学調査の対象となっています。
14.医療従事者は、インフルエンザA(H7N9)インフルエンザウイルスの危険にさらされていますか?
医療従事者が感染症患者に接触することはよくあることです。そのためWHOは、適切な感染防護策・感染管理が一貫して医療現場において用いられ、医療従事者の健康状態を注意深く監視することを勧めます。インフルエンザA(H7N9)感染における疑い例や確定例の診療・看護を行う医療従事者は、標準予防策の実施と同時に、追加の予防措置を用いるべきです(http://www.who.int/csr/resources/publications/swineflu/WHO_CDS_EPR_2007_6/en/index.html)。
15.どんな調査が始まっていますか?
地域および国の保健当局は、次のような対策を行っています:
16.このインフルエンザウイルスはパンデミックの脅威となりますか?
人に感染する能力を有するいかなる動物のインフルエンザウイルスは、パンデミックを引き起こす理論上のリスクを有しています。しかし、インフルエンザA(H7N9)ウイルスが、実際にパンデミックを引き起こしうるかどうかについては不明です。人への感染がしばしば検出されている動物の他のインフルエンザウイルスが、パンデミックを常に引き起こしているわけではありません。
17.中国に旅行することは安全ですか?
中国で特定された症例数は非常に少ないです。WHOは、中国への訪問者にも、中国を離れる人々に対しても、旅行措置の適用を助言するものではありません。
18.中国製品は安全ですか?
いかなる中国製品と現在の症例を結び付ける証拠はありません。WHOは、この時点で貿易に関するいかなる制限が行われることに対しても反対します。
テレビのコマーシャルの影響もあり、最近は肺炎球菌ワクチンへの関心が高まっています。肺炎は日本人の死因の第4番目に位置し、65歳以上の高齢者を中心に年間約9万人以上が亡くなっています。(肺炎による全死亡者数の95%が65歳以上です。)70歳以上の方が罹る肺炎の起因菌で第一位を占めるのが肺炎球菌です。また循環器や呼吸器に慢性疾患(高血圧症、心筋症、狭心症、心不全、肺気腫、気管支喘息など)を持つ患者様、腎不全、急性、慢性肝炎、脂肪肝、肝硬変などの肝臓病、脾臓機能不全、糖尿病などの患者様では、肺炎などの感染症にかかり易く、病状も重くなる傾向があります。病状が急速に悪化した場合、抗生物質などによる治療にも拘わらず、死に至る可能性が高いと言われています。今はまさにインフルエンザのシーズンですが、高齢者がインフルエンザになった場合、約25%の方が細菌性肺炎を合併すると言われています。
肺炎球菌は健常人の鼻腔や咽喉粘膜にも見つかることがありますが、発症することは少なく、病気、疲労、日常生活の不摂生や加齢などで免疫力が弱くなった時に悪さをします。肺炎球菌が引き起こす主な病気としては、肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、敗血症などがあります。
肺炎球菌ワクチンとはこの肺炎球菌を狙った予防ワクチンです。肺炎球菌ワクチンは多価ワクチンであり、肺炎球菌の83亜種のうち、特に毒性の強い23種からの抗原を含みます。接種してから免疫(抗体)ができるまで、平均でおよそ3週間かかります。1回の接種で5年以上免疫が持続すると言われています。季節を問わず接種可能です。但し、肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌以外の原因による感染症に対して予防効果はありません。
肺炎球菌ワクチン接種後の副反応(副作用)としては、注射部位の腫れや、痛み、軽い発熱、倦怠感、筋肉痛がみられることがありますが、いずれも一過性で、日常生活に支障が出るほどのものは少なく、2~3日で治まることが多くのデータにより確認されています。2歳以上の脾臓摘出を受けた方は健康保険が適用されますが、それ以外の方は原則的には自費診療となります。(地域によっては公費負担の場合があります。)
現在東日本大震災の被災地では公費負担による予防接種が行われていることや接種希望者の殺到の関係上、肺炎球菌ワクチンは品薄になっています。予防接種を希望されても直ちに対応ができない場合がありますので、必ず医療機関にご確認下さい。
医療法人 社団 曽野医院
梅雨が明け、暑い日が続いています。昨年の酷暑に続き、この夏も日本列島は暑い。それに伴って熱中症も起こり易くなっています。この度、産業医の研修会で熱中症について勉強する機会がありましたので、皆様と情報を分ち合いたいと思います。
平成22年度の熱中症の発生は17750名でそのうちの1718名の方々が亡くなられました。これは例年の1.5倍の発生です。
熱中症は①高温②多湿③無風などの環境下で、体内の温度調整機能が破綻し、体内の水分や塩分のバランスが崩れた健康障害の総称です。それらによって、めまい・けいれん・吐き気・意識障害・頭痛など、さまざまな「熱中症」の症状が引き起こされることになります。
どのような方が熱中症になり易いのでしょうか?
・ 子供や高齢者など脱水症になり易い人
・ 暑さに慣れていない方
・ 日頃運動をしていない方
・ 過度の衣服を着ている方
・ 肥満の方
・ 病気の方(糖尿病、高血圧症、心疾患、腎不全、精神・神経関係の疾患、広範囲の皮膚疾患など)
・ 我慢強い方?(節電熱中症など)
以上の方々です。
熱中症による死亡災害被災状況の実態
・ 季節 梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多い。
気温25~30℃でも湿度が高いと発生し得ます。
・ 時間 昼の休憩後1時間頃、疲れが出始めた時に多い。
但し、朝や夕にも発生します。
・ 年齢 全年齢で起こり得ます。
熱中症の主な防止策
・ 無理をしない。(適切に休憩を取る)
炎天下での激しい労働・運動を控える。 30分~60分毎に休憩を!
・ 時々水分・塩分補給を行う。
塩分・少量の糖を含む経口補水液を補給
(活動2時間前に250~500mlの摂取)
経口補水液とは脱水症の時、注射(点滴)ではなく、塩分等の電解質と糖がバランスよく配合された経口的に摂取する液のことです。
*持病のある方は主治医にご相談下さい。
・涼しい服装
汗の吸収や通気性の良い衣服を着用し、休憩時は衣服を脱ぐなど熱を外に逃がす。
・ 体調管理
睡眠不足、下痢、風邪気味などの時に発生し易い。
・ 暑さを避ける
屋内でも蒸し暑い場所の運動を控える。
初夏のうちに外出や運動で暑さに慣れておく。
熱中症の処置
熱中症になってしまった場合、すでに体内の温度調整機能が破綻し、「人命にかかわる緊急事態」という認識を持ってほしいです。応急措置としては、「いかに早く体温を下げるか」ということが重要です。暑い戸外からクーラーの効いた室内や涼しい木陰に移し、衣服を緩め、風通しを良くして下さい。次に、冷たいタオルなどを使って、体を拭いたり首周りや脇の下を冷やしたり、うちわなどであおぎながら、体を冷やすようにし下さい。
水分や塩分の補給も行うべきですが、意識障害がある場合は、無理して水を飲ませては気道に流れ込んでしまう(誤嚥)ため、かえって危険です。吐いたりした場合は、気道をつまらせないよう、横向きに静かに寝かせるようにして下さい。意識障害で水が飲めない場合は、救急車が到着するまでは体を冷やす応急措置を続けながら、一刻も早く病院・医療機関に運ぶことが大切です。
熱中症の症状から回復しても、体力が弱った状態で動き回ったり、再び無理をしたりすると、再発の恐れがありますので、油断しないで下さい。
持病のある方の対応は上記で述べましたことと若干異なることがありますので、それぞれのかかり付けの医師にご相談下さい。
曽野医院
以下のアドレスは環境省熱中症予防情報サイトです。
ご参考にして頂ければ幸いです。
【台北時事】台湾当局のまとめによると、東日本大震災の被災者への義援金が1日までに、官民合わせて計100億円を突破した。米国が赤十字を通じて集めた寄付が3月30日現在で約99億円。人口が約14分の1の台湾が同規模の義援金を集めたことは「桁外れの支援ぶり」(日台関係者)で、台湾人の親日ぶりを端的に示している。
台湾では大震災発生直後から被災者支援の輪が広がり、外交部(外務省)が震災発生当日に1億台湾ドル(約2億8500万円)の義援金を送ると表明。同月17、18の両日にはテレビ局などがチャリティーイベントを開催して寄付を呼び掛け、これまでに約9億台湾ドル(約25億6600万円)を集めた。同部が把握していない寄付も相当程度あるとみられ、実際の金額はさらに多いとみられる。
両親が生まれた時ちょうど台湾は日本の植民地でした。日本語を使っている家庭は国語の家と褒め称えられました。70歳以上の台湾人は流暢でなくでもかたことの日本語を話せます。日本文化を憧れている人たちを哈日族と称します。台湾は世界中で一番親日的な国と言っても過言ではありません。